今回は業者選びのポイントにもなる、
FXにおけるスプレッドについて解説します。
スプレッドは長期的に見ると大きな金額の差になり、トレード毎の許容可能な損切幅にも影響する重要なものになります。
個人的には1,2を争うくらい注目する点ですので、皆様にもこの点をしっかり抑えて今後のトレード環境への参考になればと思います。
また、記事最後で設定したスプレッド値以上になるとチャートの色を変えて警告するツールもお配りします。
最後までお読み頂ければ幸いです。
では、よろしくお願いいたします<(_ _)>
☑本記事中心の議題
それでは本編をどうぞ↓
Table of Contents
結論

スプレッド=取引を行う際に、仲介してくれる業者に渡す手数料のこと。
本来ならインターバンクにトレーダー自身で注文を取り付けなければいけないところを、業者である証券会社が仲介して一回毎の取引を素早くかつ円滑に行うことを可能にしてくれています。
その代わりに手数料を0.5pips分、2pips分といったように自分がトレードする際に逆方向になるような仕組みで集金が行われます。
エントリーしたばかりなのに、いきなり少しのマイナスになっている分が自動的に敷かれるスプレッド分ということになります↓
スプレッドによる影響
スプレッドの大小による影響は、意外なほど大きなものです。
そしてスプレッドが大きいとトレードする際にいくつかの障害(負荷)が生まれてしまうことになります。
例えをざっと挙げると以下のようなものがあります。
・単純にトレード回数が多くなるほど損失が大きくなる
つまり、短期売買であればあるほどこの影響はより大きなダメージとして蓄積していくことになります。もしもこれからスキャルピングのような手法でトレードを始めようとしているのであれば、できるだけスプレッドは低い業者を選ぶことを推奨いたします。
また、海外証券は多くのスプレッドを取る業者が多い印象ですので特別な理由がない限り日本の口座を使うようにしましょう。
・本来なら利益になっていたトレードが損切に終わる
以上のようなものがあり、特に2つ目は個人的にかなり痛い点です。
これを避けられるか否かはトータル成績に(短期売買においては特に)強く響いてしまうため何としても防ぎたいところです。
逆にスプレッドが低いと上の要素がそのまま逆にプラスに働きます。
✔任意スプレッドになったらチャート色を変えるツール
上のように指定したスプレッド値を超えると自動的にチャート色が変更され、スプレッドが高くなっていることを視覚的に理解することができます。
画面の色、スプレッド値はパラメータで設定可能です。
ご活用いただき、より快適にトレードに集中して貰えたら幸いです。下記からご自由にダウンロードください。
ダウンロード↓(zip)
spread-detector
参考ページはこちら
配布ファイル導入方法はこちら