結論から言いますとタイトル通り、分析に関してはMAだけあれば余裕で億を稼ぐことは可能です。
「分析に関しては」と表現し部分が本記事の中心となる大事な伏線となりますので心に留めておいて下さい。
ところで自分の知る億トレーダーの一人は、MAと簡単なラインしか使っていません。
それでも億を超える資産を未だ順調に運用しています。
ではなぜそれが可能なのか、その辺りを持論を踏まえつつご説明して参ります。
そして、読者の方に相場の本質について考え直す機会となればと考えています。
もちろん、ただ頭に入れただけではそれがすぐに成績の向上につながることはありません。
しかし、本質の部分を実践の中で徐々に噛み砕き、合点して行くことで少しずつ本当に重要な部分
を経験を通して体得できると思います。
よろしくお願いいたします<(_ _)>
☑本記事中心の議題
それでは本編をどうぞ↓
手法は全体の10%にも満たない
変な話ですが億トレーダーの彼は、決してトレード自体は上手いとは言えませんでした。
え、じゃあどうやってそこまで資金膨らませたの?
そうお考えになると思います。
博打的なトレードに奇跡的に成功した訳でも、その他の収入があった訳でもありません。
トレード一本だけで数億円もの利益を生み出し、キープし続けているのです。
突然ですがもし自分がこの話を他人から聞いた場合、別段驚くことはないでしょう。
トレードに存在する様々な要素の内、トレード自体の上手い下手はほんの数パーセント程度でしかないと考えているからです。
しかしながら、世の中を見渡せばやれあの手法がいいだのこの手法が来てるだの内容がかなり稚拙で論点がずれずれな印象を受けざるを得えないのが現状です。
偉そうに書いている自分ですが、始めて数年間は手法こそ全てだと考えていた時期があり今思い返すと馬鹿な話なのですが、MAだけを使ってシンプルにトレードしていた人を嘲笑っていた事実がありますので、本記事は改めて自戒の意も込めて書かせて頂いております。
相場歴数十年のプロの方にさえ、こんなありふれた手法で勝てるわけがない、この人は偽者に違いないと決めつけていたことを思い出します。
先に書いた億トレーダーの方は勝率が50%前後ですし、特にRRも高くはないと仰っていました。
この事実からも、ずば抜けて技術がある訳ではないことがお判り頂けると思います。
でもトータルで見れば十分すぎるくらいの成績になっているのです。
彼の違いは、
トレードの取引以外の部分(資金管理やロット調節)がきっちりしていて、精神面でも安定していた点です。
ですがその部分が投資における全体の大半を占める本質であり、手法云々よりはるかに重要な技術なのです。
資金(ロット)管理と精神のあり方が全て
これらの要素をしっかり行い始めてから、自分のトレードが大きく飛躍し始めたのを覚えています。
そして、この部分がきっちりしていれば手法なんて正直なんでも大丈夫だよね…
そう思えるようにもなりました(霧がパッと晴れた気がした)。
実際、今自分が使っている手法は王道とも言えるシンプルな押し目買い、戻り売りのみです。
それでも月間で負け越すことはほぼありません。
これだけ手法に拘りのない自分ですが、シンプルさだけは重要視するようにしています。
シンプルさの重要性に関しては、また他の記事で書かせて頂きますので割愛いたします。
そしてMAを題にお伝えする予定でしたが、予定が変わりました…すみません。
MAでも何でも手法という位置づけのものであれば、全て一つのタグになってしますから今の自分にはそれ以上深堀する意味を感じない以上書くことはしません。
気になるのは資金管理やロット調節の方法の方であって、この話題であれば夜通し語り合いたいくらいのものであります。
ですが以上の根拠から、MAでも億ぐらいは余裕で稼げるということは事実としてお伝えしておきます。
こうお話しますとかなり夢が広がったように思うかもしれませんが、実際はこの後に話した要素のほうが手法を作るより何倍も難しく、一筋縄ではいかぬ部分なのです。
何故かと言えば、抽象的な要素を孕んでいることと、我々が人間という動物が故に持つ弱みがあるからです。
それ故に、他人の力を借りづらいということも大きな壁になっています。
これは憶測ですがどうしてここまで手法の部分ばかりがクローズアップされているのかというと、分かり易くて万人に同じ理屈で話ができるからではないかと考えています。
だからこそ、そういう側面を上手く利用した人々がそれを商売や本の内容に利用し、どんどんと無意味な話題が広がってしまったのではないでしょうか?
一方、後述しましたトレード以外の部分つまり資金管理や精神面の要素は、人による部分が大きい点や、説明のし辛さ、または受け取り方の差異などが原因で中々それを発信しようと考える人も出にくいのではないかと思います。
発信する人が少なければそれに伴ってそれをきちんと重要視できる人の数も少なくなります。
つまり、投資の世界においては情報(目に触れやすい位置にある)に触れれば触れるほど、本質とは無関係のものに惹きつけられそれに踊らされてしまうリスクが非常に高いと断言できます。
最近ではyoutubeがありますが投資家にとってはかなり危ないなメディアだと感じています。
どうしても再生数を稼ごうとするため発信内容が手法の部分になりがちだからです。
中にはしっかりした内容を話しているチャンネルもありますので一概にとは言えませんが、
目の毒になることも多いですので利用の際は十分取捨選択を心がけて頂きたいです。
✔手法の重要性は全体の10%以下
✔資金管理、ロット管理、精神状態が重要度の大半を占める
✔メディアからの情報には要注意
最後に
すみませんが今回は具体的な資金管理法やメンタルのコントロール、あり方などのお話は長くなるのでまたにできればと思います。
ですが、重要視する点のずれに気づいて貰えていれば今回の記事の存在意義は十二分にあります。
本当に大事なところですので、もし手法の部分に多くの時間を使っているのであれば、少し考え直してみて下さい。
恐らく投資というものの見方が変わるはずです。
本記事は以上です。参考になれば書いた甲斐があります<(_ _)>
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