多くの人は投資にはセンスが必要だと思っているかもしれませんが、自分はそこまで重要ではないと考えています。
それよりはむしろ、自制心と管理能力の方がずっと重要ではないかと感じます。
つまり投資における本質部分は後者にあり、いくら良いセンスを持っていたとしてもこの部分の基礎がなっていない限り継続的に安定して稼ぎ続けることは難しいのではないかというのが持論であります。
理由は沢山ありますが、今回は自分が特に大事だと思う三つの要素を記述して参ります。
自分にはセンスがないからと、落胆している方が少しでも良い方向へと考え直す機会になれば幸いでございます。
必要ないと思う主な理由は↓
・計画通りのトレードにおいてセンスは無用
・ロット・資金管理をしっかりすればトータルで勝てる
・自信過剰になり易く、足元をすくわれるリスクがある
という3点を挙げさせて頂きます。
それでは順に解説して参ります。
お願いいたします<(_ _)>
☑本記事中心の議題
それでは本編をどうぞ↓
Table of Contents
計画通りのトレードにおいてセンスは無用
良い投資というのは行き当たりばったりで行うものでありません。
しっかりと計画し、自分のロジックに沿って淡々と回数を積み重ねていくものでありますから、そもそも瞬間的な発想・技術に頼ってするのは正しい投資とは言えないと考えています。
センスを介入する隙もないほど綿密に準備と計画を行ってトレードに挑めば、そもそもセンスのありなしを考慮する必要性がありません。
極稀に行き当たりばったりで自分の感覚を頼りにトレードして成功しているトレーダーもいますが、真似すべきではないと考えています。
一度にたくさんのことを処理するのは人間が不得意とするものでありますから…
そもそもセンスとは?
自分が思うセンスとは、トレードの売り買いのタイミングのことを意味しています。
中には管理やメンタル管理全般を含めてセンスと呼ぶ人もおり、そういった意味でのセンスは必要であります。
ロット・資金管理をしっかりすればトータルで勝てる
真面目な話、トレード自体が下手であってもこのロットと資金管理をきっちりできれば負けが多くても最終的に勝つことができるのが投資なのです。
もし、この管理能力がなければどんな最強な手法を用いようと勝てる確率は小さくなってしまいます。
つまり、投資の本質は手法やセンスといったトレード以外の部分に集約されているということです。
この事実にもっと早く気づいていれば自分はもっと早く安定したトレーダーになれていたと思います。
今では自分のセンスというものに対して全く信用をおくことなく、飽くまで準備の段階に全精力を入れるように心がけています。
自信過剰になり易く、足元をすくわれるリスクがある
自分は、センスのあるトレーダーを多く見てきましたがそのすべての人が大きな資産を築けていた訳ではありません。
中には無理な運用で破産し、多額の借金をしたトレーダーもいました。
その大きな理由は、自己陶酔・自信過剰のせいで数回の負けからギャンブルトレードをしてしまった点です。
言い方は失礼ですがなまじ中途半端にセンスがあった場合、自分は負けるわけがないという危険な思い込みをしてしまう傾向があり、その結果何連敗かすると頭に血が上り思考力が低下して計画にもない無作為・無謀なトレードをしてしまうのです。
ある意味足を引っ張る
センスは自分に自信を付けるものであり、付け過ぎるものでもあります。
必要以上の自信は自分を過信してしまうという弊害を生むため、注意が必要になってきます。
トレードにおいてエントリーできない病やポジポジ病のような病気にならない為にある程度の自信・自尊心は必要になるのは確か
ですが、あり過ぎと他の部分に支障をきたしてしまうものだと考えています。
最後に
いかがでしたでしょうか?
自分これらの点からセンスはあった方が良いとは思いますが、そこまで重要視するものでもないと考えています。
何よりの証拠は、センスのない自分でもこの6年間破産することなく順調に運用を続けてこられているという事実です。
もう何百回とトレードしていますので、運が良いからなんていう理由は通じないと思います。
逆に自分より何倍もうまいトレーダーが姿を消すのもたくさん見ていますので、トレードのセンス良し悪しは投資の世界で成功・不正解を決める要素にはなり得ないことが分かるのではないでしょうか?
本記事は以上です。参考になれば書いた甲斐があります<(_ _)>
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