世間には多くの教材やコンサル、塾などがありますがそのどれもが他人の経験則によるものであり、それを得ることが必ずしも当人に有益な情報として蓄積されるかどうかは些か疑問であります。
特に投資の世界では確固たる正解というものは存在しない為、その正解は人の数だけあると言えるものであり、誰かがこれだと決めて良いものではありません。
つまり、ここで言いたいことは「投資における最大の教材とは自らの経験から得た知識・知恵」ということです。
日本人なら誰もが何かを上達しようとした時は、学校教育の如く誰かから教わるということをベースに考えてしまうと思います。
ですが前述した通りその考えでは通用しないものも世の中には存在しており、投資もその一つであります。
投資を成功させようと思ったら、自己の経験から自分独自の方法を練り、探求を続ける必要があります。
そうでなければ、いつの日か迷いに苛まれ、歩みを続けることはできなくなる可能性が高くなります。
自己の経験から得た
自己の信じた
自己のやり方で
自己のトレードを 行うことを前提に置いておく必要があります。
他人の意見を取り入れるのはありですが、格となる考えを他人の意見で簡単に変えるようなことがあってはなりません。
隣の芝生は青く見えるのは仕方がないことですが、全ては幻想であり真似したからと言ってそれだけで成功することは絶対的にあり得ません。
一つのことを続ける才能こそ、投資の世界では最重要なスキルであり才能なのかもしれません。
聖杯があるとすれば自分自身の経験から生まれるものではないでしょうか?
どう使えば良いのか?負が混んだ際の対処法や思考法などがわからないまま使うことほど危険なことはありません。
多くの経験を通して熟成したトレードスタイルや理論は例え華やかでない地味なものでも、その人にとってはなくてはならない投資における核となるものです。